和名:オオセンチコガネ
学名:Geotrupes auratus
大きさ:16〜 22 mm
採集できる季節:4~10月
採集できる場所:奈良教育大学内でもたまにみつかりますが、吉備塚古墳ちかくの土の上で、シカのフンをころがしていました。奈良公園の林の中の方にいくと、よく見つかりまし、若草山への上り道にはたくさんいます。上の写真は、ルリセンチコガネとよばれる亜種にあたるものです。左の写真はミドリセンチコガネといいます。
説明:ふつうシカなどのけものやヒトのフンによく集まります。土の中にあなをほって、くらしています。

北海道(ほっかいどう)〜九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)、千島(ちしま)などでみつかります。

かたちの

とくちょう

  • センチコガネと良くにているが、センチコガネより少し大きく、幅が広い。
  • センチコガネより金属(きんぞく)色がつよく、キンやドウの色、ミドリ色、ルリ色〜アイ色のキラキラとかがやいた色あいです。紀伊半島(きいはんとう)では、亜種としてルリセンチコガネ、ミドリセンチコガネ、とよばれているものもいる。
  • 頭楯(とうじゅん)の形はちょっとタテ長のまるい台形(だいけい)。センチコガネは半円形です。
  • 大腮(おおあご)は鎌(かま)のような形をしており、センチコガネより長い。
  • 小楯板(しょうじゅんばん)は、まん中にたてミゾがある。
  • 上翅(じょうし)は、タテスジがはいっており、そこには小さな点刻(てんこく)がある。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館